GW創作話⑦武神降臨~奸雄~
- 2018/05/03
- 23:59
虎牢関の戦いから数日後、『玉璽』は信長の手にあった。
信長は秀吉ともう一人の男だけに『玉璽』がわが手にあることを教えた。
信長「『玉璽』が我を選んだ。天下は我を選んだに違いない。」
秀吉「殿!いよいよ天下を狙うのですか!!」
秀吉は興奮していた。それとは対照的に冷静な曹操である。
信長「曹操、お前は家康を戦勝祝賀会に行け。」
曹操「御意。」
曹操は家康の労をねぎらいこれからも武者たちの棟梁として頑張ってほしいと期待を込め
劉備達の故郷で宴を開いた。家康は大変満足していた。
曹操「(信長はいまごろ、『ラウンド』を攻めているだろう。正規軍の大将を遠くに足止めする目的でこの宴を開いたんだ。)」
『ルナミアタ・ワールド』の都『ラウンド』
都は火の海に包まれた。信長軍の兵士たちが城を包囲した。
ストライク「武者よ、なぜ!ぐっ」
信長「もはや『騎士団』は不要。この信長が世をまとめるのだよ。」
信長「『騎士団長代行』ガンダムよあなたには隠居してもらう。」
かつて『ジヲンの乱』が起きた時活躍した8人のガンダム、そのうち2人は戦死していた。
リーダー役のガンダムは信長軍監視のもと幽閉され、ストライクは殺害された。
ストライクフリーダム、ウイングガンダムゼロ、ユニコーンの三人は『玉璽』の超常的な力によって石に変えられてしまった!残るアストレイは騎士団を離れていた。
都を滅ぼした後、信長はわずかな家来を連れて寺に宿泊した。
信長「天下を強力な武力で統一すれば争いは無くなる。あとは・・・」
気づけばあたりは夜のはずなのに不思議と明るかった。
毛利新助「との、敵襲です!」
森蘭丸「お逃げください。」
敵、それは呂布だった。手には曹操の刀が握られていた。
信長「是非に及ばず」
本能寺にて織田信長ガンダム死す
呂布「ほおっておいても董卓の奥義をまともにくらった信長なんぞすぐに死んだだろうに。」
曹操「俺はそうは思わなかった。奴の目はしっかりと天下をみすえていたからな。」
乱世ふたたび 次回を待て
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